今使用されているランニングシューズは、どれくらい使用されておりますでしょうか。
ランニングを初めてから、ある程度たっているランナーの方で、
ていう方が結構いらっしゃいます。
シューズを長く大切に使用することはいいことのように感じますが、実は結構危険です。
ランニングシューズの耐久値を超えた距離を走ってしまうと、怪我のリスクが高くなってしまうのです。
というわけで当記事では、ランニング歴20年の私が実施している、シューズの寿命を見極める方法を紹介していきます。
- ランニングシューズの見分け方って?
- ランニングシューズってそもそもどれくらい履けるの?
- そもそもシューズの寿命を見極める必要ってあるの?
そんな疑問をお持ちの方は、是非読んでいってください!
シューズの寿命を見極めるための3つのポイント
シューズの寿命を見極めるために、以下3点を意識しましょう
- ランニングシューズの走行距離の目安を把握する
- シューズの走行距離を記録する
- 小まめにアッパーやソールの状態をチェックする
ランニングシューズの寿命の見極めは、具体的な数値で管理するのが一番シンプルで、かつ簡単な方法となります。
その点も踏まえて、1つずつ解説していきます。
ランニングシューズの走行距離の目安を把握する
最も重要であり、意外と皆さんご存知ないのがランニングシューズの走行距離の目安です。
実は、世の中の全てのランニングシューズには、走行距離の目安が設定されております。
この走行距離の目安まで走ったかどうかが、寿命を見極めるポイントとなります。
ほとんどのシューズは、各メーカーのHPに仕様が記載されているはずです。
現在、使用されているシューズの仕様を知らないという方はすぐに確認されることをオススメします。
プロ仕様の薄底シューズや、クッション性と軽さを重視した厚底シューズなどを除いて、一般的なランニングシューズは500km前後が目安となっています。
万が一、走行距離の記載がなかったり、確認するのが面倒な方は500kmをターゲットにシューズの交換時期を検討しましょう。
シューズの走行距離を記録する
走行距離の目安が確認できたら、シューズの走行距離を記録しましょう。
私は、ランニングウォッチとスマホのアプリを連動させ日々の走行距離を記録しておりますが、そこにシューズの情報も記載しています。
練習日誌をつけられている方は、日誌に記載するでも良いと思います。
いつ、どのくらいの距離を、どのシューズで走ったかを記録しましょう。
練習の度に記録するのは面倒という方は、購入日だけでも記録しておくといいです。
購入日が分かれば、大体の感覚で自分が走った距離は分かるかと思います。
ただ、複数のシューズを保持されている方は、恐らく記憶するのが難しいので、何らか記録することをオススメします。
小まめにアッパーやソールの状態をチェックする
最後に、シューズの見た目と、ご自身の走った感覚で判断します。
基本的に重視するのはクッションです。
次に、ソールの減り具合、アッパーの状態で判断していきます。
クッション性が落ちているシューズは、見た目にも分かるくらいソールにシワのようなものがでてきます。
素材によって見にくいシューズもあるので、あとはご自身の走った感覚で判断いただくしかないのですが、新品と500km走ったシューズでは全く違います。
一度、シューズを買い換えるタイミングでその感覚を感じていただければと思います。
ソールの減り具合、アッパーの状態は見た目で判断しやすいです。
ただ、この2点は足の形状や、走り方の癖で全く違ってきます。
足の幅が広い方はアッパーが痛みやすいですが、クッションを使い切る前にアッパーが破れてしまうなんてこともあります。
多少破れても、クッションが残っていれば、まだ走れたりすることもありますよね。
その辺のご判断も、最後はご自身で決めていただく必要があります。
ただ、基本的にはソールが減ったりアッパーが破れた段階で買い替えを推奨します。
上記の通り、見た目での判断ではどうしても感覚的な要素が出てきてしまいます。
なので、個人的には具体的な数値で判断できる①と②のポイントを抑えていただくことをオススメします。
シューズのケアも忘れずに
Chang Hun SongによるPixabayからの画像
1点注意事項です。
今回紹介しましたシューズの走行距離の目安ですが、こちらはきちんとケアされた前提での距離です。
しっかりとシューズをケアした上での数値ですので、その点は注意いただければと思います。
以下は、ご参考までに私が実践しているシューズのケアです。
- 直射日光を避けて保管する
- 重ねて保管しない
- 一度使用したら24時間以上使用しない(クッションの回復)
- 湿気の多いところに置かない
- 雨の日や不整地のランニングのあとは洗ったあとで乾燥させる
- ランニング用の袋に入れっぱなしにしない
- 必ず靴紐を解いてから履く、脱ぐ
- かかとは絶対に踏まない
ケアをしていないシューズは、それだけ耐久も減ります。
目安の走行距離に達する前にダメにしてしまうことにもなりかねません。
それほど手間かからないかと思いますので、少しでもケアすることを意識いただければと思います。
そもそもランニングシューズの寿命を見極める必要ってある?
冒頭でも書きましたが、シューズの寿命を意識するということは、怪我のリスクの軽減につながります。
クッション性のないシューズで走り続けるのは、身体に大きな負担となります。
見た目ではまだまだ走れそうなシューズでも、ある程度距離を走った事実があるのであれば、買い替えましょう。
そして、怪我のない素敵なランニングライフを過ごしていきましょう。
初心者ランナーの方に向けて、シューズの選び方にも解説しています。