今回は、私が愛用しているランニングシューズ「ナイキズームフライフライニット」について紹介していきます。
私がこのシューズを買うに至った理由は、
- 今、話題の厚底シューズを履いてみたい
- カーボンプレート入っているシューズを履いてみたい
- ヴェイパーは高いし、まずは安めのフライニットかな
っていう完全にミーハーな動機です。
当記事に足を運んでくださったということは、これからズームフライフライニットを購入するかどうか迷っている方だと思います。
1年以上使用してきた私が出した結論は、
超おすすめです。
このシューズのすごいところは、初心者にも経験者にもおすすめできるという点です。
更に私に至っては、このシューズを履いて、
- 社会人ベスト更新:10km 34’21
- 駅伝区間賞:4km 13’49
と、たくさん結果を残すことができました。
だいたい1キロ3’30くらいで走るランナーであれば、レースシューズに十分使用できます。
それでは、なぜ私がこのシューズをおすすめするのか、熱意を込めて解説していきます。
ナイキズームフライフライニットをおすすめする5つのポイント
私がナイキズームフライニットをおすすめる理由は、以下の5つのポイントにあります。
- クッション性が高く足にやさしい
- フィット感が抜群で重さを感じない
- 練習でも本番でも走れる万能感
- 耐久性が高い
- 値段が安い
シューズに求める全ての要素が高水準のシューズだと思います。
クッション性が高く足にやさしい
まずおすすめしたい点は、とにかくクッション性が高いという点です。
ソールにゴムのような感触のやわらかい素材を使用しています。
さらに、ソールの厚さも3cm程あり一般的なランニングシューズと比較すると、かなりの厚底です。
▼実際のソールです。厚い。
▼握るとやらかい感触が分かります。
この2つの要素から着地の感覚はとてもやわらく足への負担が小さいです。
かかとから接地するランナーでも接地時の衝撃を和らげてくれます。
最近の流行り語として「フォアフット走法」という言葉もありますよね。
踵をつかずに、つまさき部分で接地する走り方です。
「ナイキの厚底シューズはフォアフット用のシューズ」なんて言われたりますが、個人的にはそんなこと無いと思っています。
むしろ、踵部分の厚いクッションを利用しない手はない、というのが私の見解です。
フォアフットの方に恩恵が大きいのは確かですが、ヒールストライクの方でも全然履けるシューズですね。
クッション性が高いという点で、怪我のリスクが減ります。
初心者にもおすすめ出来るシューズです。
フィット感が抜群で重さを感じない
特徴的なのは、アッパーのニット素材です。
とても伸縮性のあるゴムのような素材で、足に抜群にフィットします。
自分の足にくっついてくる感覚でシューズとの一体感をとても感じます。
▼アッパー素材は伸縮性があってゴムのような感触です。
フィット感があるシューズのメリットとして、シューズが軽く感じるという点があります。
このシューズも正にその通りで、重さの割に軽いのです。
シューズの重さは26.5cmで238g程です。
▼実際に図ってみました。
重さは、一般的なランニングシューズと比べると若干重めかなって感じです。
ただ、実際に履いた感覚は全然軽いです。
それほどまでに、フィット感のあるシューズは重さの感覚が違います。
是非、一度履いてみてください。
フィット感があるとこんなにも重さが違うのか!ってなるはずです。
練習でも本番でも走れる万能感
クッション性が高いので、普段の練習にもおすすめなのですが、実はレース本番でも使えるシューズです。
このシューズの特徴として、ソールにカーボンプレートが埋め込まれています。
カーボンプレートの反発力のおかげでスピードが非常にでます。
▼前方の沿っている部分にプレートが入っています。
フォアフットに恩恵が大きいと言われる理由はこれです。
つまさき部分で設置することでカーボンの反発を利用できるってことですね。
私の感覚的には1キロを3’20~3’30くらいのペースで十分に走れます。
私が10キロで34’21を出したときも、このシューズを使用しておりました。(2回目)
ゆっくりジョギングの時はカーボンの恩恵はないですが、レースのようなスピード感で走ると強い反発力があります。
スピードがある程度出せるランナーにもおすすめできるシューズです。
耐久性が高い
更に素晴らしいのが耐久性もある点です。
走行距離は500km~600kmが推奨されており、一般的なジョギングシューズの水準を満たしています。
クッション性と軽さ(軽く感じる)を兼ね揃え、かつ耐久性も高水準という素晴らしさです。
実際に私もレースで何度も履いており、だいたい200kmほど使用しておりますが、まだまだ現役で使えます。
まだまだ、お世話になるつもりでいます。
履きつぶしても、もう1足買う気満々です。
▼200kmほど走ると若干ソールにしわができます。
値段が安い
私が購入したシューズは駅伝パックと呼ばれる特別なデザインのものであったためか、当時15,000円を超えておりました。
ただ、価格.comで見ると10,000円を切っているという事実。(私も驚きました)
今や、高価なランニングシューズは30,000円を超える時代です。
そんな中で、練習でも本番でも使えるシューズが10,000円を切ってくるのは素晴らしいです。
コスパ最強シューズだと思います。
注意点:必ずためし履きをしてほしい
最後に、ナイキズームフライフライニットを購入する際の注意点です。
必ずお店でためし履きをしてください。
これにつきます。理由は以下の2点です。
- クッションの感覚が独特
- 足の幅が合わないとフィット感を感じれない可能性がある
クッションの感覚が独特
やわらかくクッション性が高いのは確かなのです。
ただ、独特な「グニャ」っという感覚があります。
これが若干癖があるんですね。
言葉での表現では伝わにくい点なのですが、もしかすると好みじゃないという方もいらっしゃるような気がします。
それくらい結構な「グニャ」って感じです。
慣れれば問題ないとは思うのですが、一度その感覚を試した方がいいと思います。
足の幅が合わないとフィット感を感じれない可能性がある
これは、かなり重要なポイントです。
このシューズの魅力であるフィット感が得られないというのは、購入する意味がないと言ってもいいくらいです。
ゴムのような伸縮性のあるアッパー素材ですが、足幅が狭い方にはフィットしない可能性があるのです。
きつい場合はまだ履けるかもしません。
ただ、ゆるい場合は伸縮性が活かせずフィット感が得られないのです。
シュータンがアッパー素材と一体となっている関係で足幅に合わせる機能がありません。
▼アッパーとシュータンが一体になってます。
なので、足幅の感覚は必ず買う前に試してほしいです。
実際に私もお店でためし履きをした上で、ネットで好みのカラーのシューズ
初心者にも経験者におすすめのシューズです
まとめますと、
- ジョギングにも使用できるため初心者でも履きやすいです
- カーボンの反発でスピードがでるため経験者にもおすすめできます
- レースに使えるシューズという点でコスパ最強です
という非常に万能で、多くのランナーにおすすめしたいシューズです。
ナイキズームフライフライニットは、実は2018年10月に発売されている結構古いシューズなんですよね。
古いシューズなんですが、とても多くのランナーに愛されているシューズです。
本当に高機能で、かつ万能です。
シューズに悩んでいる方がいましたら、是非検討してみてください。