今や、型落ちも型落ち。
ナイキズームストリーク6の使用感を語る記事となります。
※2020年5月現在で、「ズームストリーク7」が最新モデルとなります。
まず、このシューズは、
- キロ4分以上のペースで走れる
- レースやポイント練習用のシューズを探している
といった、ある程度走力があるランナーにおすすめのシューズです。
そのため、
- ランニングを初めて間もない初心者ランナー
- レースはキロ5分以上のペース
といったランナーの方には、「まだ、少し早いかな。」と感じるシューズです。
参考までに、私はというと、
- 走行距離は月間200kmほど
- 2019年のベストは10km34’21
といった感じの、自称中級者ランナーでございます。
個人的には、このシューズ。とてもいいと感じています。
当記事では、ナイキズームストリーク6を1年以上使用してきた感想を、詳しく紹介していきます。
ナイキズームストリーク6を使用しての感想
冒頭の繰り返しになりますが、このシューズはある程度スピードが出せるランナーにおすすめです。
私がおすすめする理由は以下の通りです。
- クッション性、軽さ、安定性のバランスがいい
- ある程度スピードを出すことができる
- アウトソールの耐久性が高い
- 値段が安くコスパがいい
1つ1つ解説していきます。
クッション性、軽さ、安定生のバランスがいい
とにかく、バランスが良いシューズです。
クッション性
軽さを重視したハイエンドシューズのような薄いソールではないため、クッション性が高いです。
一般的なジョギングシューズと同じくらいにクッションを感じます。
▼ソールの厚みはこんな感じです。
接地時は若干弾むような感触があり、そこそこに弾力があります。
軽さ
シューズの重さが比較的軽い点も評価高いです。
重さは26.5のサイズで180g程です。
▼実際に図ってみました。
ジョギングシューズになると200gを超えるシューズが多いので、比較するとかなり軽いですね。
シューズは可能な限り、軽い方がいいですからね。
安定性
そして、私が一番気に入っている点が設置時の安定性です。
ナイキのズームシリーズは厚底でクッション性を重視したシューズがほとんどですが、気になるのは接地時の安定性です。
特にハイエンドモデルになればなるほど、接地時のグラつきが気になります。
ですが、このズームストリーク6は接地時の横のブレがほとんどありません。
横ブレが少ない分ロスなく走れますし、怪我のリスクも減ります。
ある程度スピードを出す練習や、長めのレースでも十分に履けるシューズだと思います。
ある程度スピードを出すことができる
ある程度スピードを出せる点もいいです。
具体的なペースで言いますと、実際に私の実績で紹介します。
- 2kmのリレーマラソン(コンクリート):6分20秒
- 5000m(タータントラック):17分28秒
- 1000mインターバル:Ave3分24秒
- 12000ペース走:1000ラップAve3分58秒
だいたい、3分10秒~4分くらいで走るのに向いているシューズだと感じます。
十分にレースに使用することができます。
クッション性があるので普段のジョギングでも全然使用できると思いますが、個人的にポイン練習向きに感じます。
アウトソールの耐久性が高い
ナイキズームストリーク6のアウトソールは非常に耐久性が高いです。
ソールが平に作られているので、削れにくくなっています。
▼アウトソールはこんな感じです。
よくあるスピードを重視するシューズのアウトソールには、ポツポツの地面を捉えやすい突起があります。
カーボン素材のポツポツが、蹴り出しのグリップ感を生み出してくれます。
ただ、そういうシューズは耐久性に欠けてしまいます。
グリップ力が増す分、削れやすいのが原因です。
なので、ナイキズームストリーク6のアウトソールの形状がとても気に入っています。
1年以上レース・ポイント練習に使用していますがソールの減りは全く感じません。
溝の部分に、若干小石が挟まりがちですが、まあ許容範囲です。
値段が安くコスパがいい
最後に、値段が比較的安めなのもいいです。
ただ、このシューズは型落ちということもあり1万円前後で購入可能です。レースを想定したハイエンドモデルのシューズは、2万前後したりしますよね。
- スピードも出せる
- 耐久性もある
- 値段も安い
ということで、コスパ最強シューズだと思います。
1年以上使用して感じたイケてない点
私が、1年以上使用して感じたイケてない点は以下の3つです。
- サイズが若干小さめ
- グリップ力には欠ける
- アッパーの耐久性に難あり
サイズが若干小さめ
私は通常26.5cmのサイズのシューズを履いています。
ただ、ナイキズームストリーク6に関しては、同じ26.5cmのシューズでも若干きつめに感じます。
1つ上のサイズでもいいかな、と感じなくもないです。
グリップ力に欠ける
蹴り出しの際のグリップ力に欠ける感じがします。
摩擦が少ない道では、若干滑るかもしれません。
- ウッドチップ
- 雨の日のタータン
- 雨の日のアスファルト
特に、雨の日に履くとアスファルトでも結構滑るような感覚あります。
できれば雨の日は、使用しない方がいいです。
アッパーの耐久性に難あり
アッパーの耐久性がないようです。
私は、1年以上使用してきておりますが、まだ問題なく使えています。
主にインターバルやレースで使用しているため、使用頻度でいうと週に2,3回ほどです。
ただ、商品レビューや身近の方で使用している方の感想を聞くと、
という方が結構いました。
確かに若干アッパーの素材は薄いように感じます。
▼アッパーは1枚構造で通気性を重視している感じです。
普段のジョギングなどで出番が多いシーンでの使用は、あまりおすすめしません。
レースやポイント練習などの高負荷時に履くようにして、使用頻度を抑えるのがいいと思います。
型落ちでも十分な性能でおすすめ
最新モデルがぞくぞくと登場していく中で、型落ちモデルを紹介しました。
型落ちのメリットはやはり、とにかく値段が安い。
これに尽きます。
初めてズームストリークシリーズを購入する方には、最新も型落ちも変わりませんよね。
これからズームストリークを購入しようと考えている方は、是非前モデルのシューズも検討に入れてみてください。
手頃な値段で買えるシューズです。
おすすめです。