世の中には、全くデメリットなく節約できる方法がいくつか存在します。
その方法の1つとして挙げられるのが、節水シャワーヘッドです。
まさに知ってるか知っていないかの世界。
知っている人だけがその恩恵を受けることができるのです。
ということで、これまでずっと情報弱者だった私もついに節水シャワーヘッド「レイニー」を購入しました!!
購入理由は、安かったからです!笑
初めて節水シャワーヘッドを購入するということで、入念に水道料金などの下調べを入念に行いました。
当記事では、以下の点について紹介していきます。
- 節水シャワーヘッドを買うべき理由
- 節水シャワーヘッド「レイニー」の使用レビュー
節水シャワーヘッドの購入に迷われている方は、是非ご参考ください!
前置きが長くなってしまったので、レビューだけが見たいって方は目次から飛んでいただければと思います。
節水シャワーヘッドは今すぐ買うべき
まず初めに、節水シャワーヘッドはすぐに買うべき理由について解説していきます。
シャワーの水量って、実は結構多いってことをご存知でしょうか。
そうなんです、かく言う私も今回の件で調査しました←
シャワーの使用量
シャワーを1分間使用した場合の水量は、一般的にに12Lほどだそうです。
1分間でって考えると結構多いですよね…!
シャワーヘッドを交換するにあたって、改めて我が家のシャワー量を計ってみました。
我が家のシャワーで一番威力を弱めた場合に1分間で3.7リットルほどした。
▼1分間にだいたい3.7リットル。
なので、12Lはかなり盛ってませんか?と思いつつ、実際に一番弱い水量で浴びることはないので無理やり納得させました。
今回は分かりやすく1分間10リットルで計算していきます。
1日1回のシャワーで5分間使用したとすると50リットル。
月30回の利用とする、50×30で1500リットル!!
我が家は3人家族なので月に4500リットルをシャワーで使用していることになります。
4.5トン…笑
東京23区内の水道料金と下水道料金
私は都内に住んでいるので、東京都内の水道料金で計算していきます。
都内の水道料金はこちら
是非、皆様がお住いの地域の水道料金に当てはめて計算してみください。
東京都23区内の水道料金と使用量(m³)の関係はこんなイメージです。
使用量に比例しているのではなく、使えば使うほど1m³当たりの水道料金が上がっていくんですね。
<参考:呼び径が20mmの場合>
使用量が11m³~20m³の場合は1m³につき128円が加算され、
使用量が21m³~30m³の場合は、1m³につき163円加算されていきます。
つまり、節水すると1m³163円から節約できるので、金額的な効果が出やすいということです!
そうなんです、私も初めて知りましたが下水道料金というものもあります←
排水量は水道の使用量と同量として計算されます。
なので、水道料金に加えて下水道料金を合わせて算出する必要があります。
下水道料金も、使えば使うほど1m³当たりの料金が上がっていきます。
我が家(3人家族)のシャワーでの水道料金を計算
東京都内に住む我が家(3人家族)の水道料金を算出します。
1つの目安と思っていただけると幸いです。
先月の水道料金から、基本料金を差し引くと約3500円ほどでした。
なので、水道料金(基本料金除く)+下水道料金=3500円となります。
水道料金、下水道料金から算出するとだいたい月間の使用量が20m³ほどとなることが分かりました。
20m³の水道料金:1390円+消費税139円=1529円
20m³の下水道料金:1880円+消費税188円=2068円
⇒これでだいたい3600円くらい
1m³が1000リットルなので、20m³は20000リットルです。
約50%の節水効果による節約金額を算出
ここから、上で計算した月間の使用量の4500リットルの半分2250リットルを差し引きます。
なぜ半分を差し引いたかというと、今回購入したレイニーが約50%の節水効果になるからです!
▼年間25400円の節約ってマジですか
計算が面倒なので、節水後の使用量を18m³で計算すると、
18m³の水道料金:1134円+消費税113.4円=1247.4円
18m³の下水道料金:1660円+消費税166円=1826.6円
⇒合計で約3073円
となるので、なんと月間でだいたい500円ほどの節約となりました!
すごいですよね。
50%の節水効果が本当であれば、初期投資4000円で月間500円の節約になります。
ということで、これはすぐにでも節水シャワーヘッドを導入するしかないですね。
8ヵ月使用すれば、その先お得でしかない。
以上が、節水シャワーヘッド「レイニー」を購入するに至った経緯となります。
※我が家の机上の計算とはいえ年間25400円にならなかったのは残念です←
「レイニー」の実際の使用感
前置きが非常に長くても大変申し訳ございませんでした。
ここからが本題、実際に「レイニー」を使用した感想です。
- シャワーの軌道が細くなったのは気持ちいい
- 少ない水道量の時の満足感が圧倒的に向上
- 本当に50%の節水になるかは疑問
- 節水シャワーヘッドを取り付けることでそもそもの節約意識が変わる
劇的な効果を実感できているわけではありませんが、確実に節水の効果はあると思います。
シャワーの軌道が細くなったのが気持ちいい
このシャワーヘッドの最大の特徴は、シャワーの水の本数が多く細いという点です。
完全に主観になりますが、本数が少なく太い軌道よりも、本数が多く細い軌道の方が気持ちいです。
特に髪を洗った後に、泡を流す際の気持ちよさが全然違いました。
頭皮までしっかり水が当たって気持ちいいし、泡も流れている感じがします。
使用感が全然上がったのは満足です。
少ない水道量の時の満足感は圧倒的に向上
節水シャワーヘッドで一番重要な点がこちらです。
同じ使用量の時に、これまでのシャワーヘッドと節水シャワーヘッドで使用感が同じでは全く意味がありません。
より少ない使用量で満足できるのが、節水シャワーヘッドのはずですよね!
我が家では、もともと設置されていたTOTOのシャワーヘッドを使用しておりました。
▼これまで使用していたTOTOのシャワーヘッド
▼レイニーの節水シャワーヘッド
上の2つの画像は、同じ水量に調整しております。
TOTOのシャワーヘッドは、水が太く本数が少ないです。
レイニーの節水シャワーヘッドは、水が細く本数が多い上に、水の勢いも強いのが分かると思います。
同じ水量で使用した場合の使用感は、圧倒的にレイニーの節水シャワーヘッドに軍配が上がりました。
ここから導き出せる節水シャワーヘッドの利点としては、少ない数量での満足感が向上するということになります。
なので、「使用量を抑えても同様の満足感を得られる→節水に繋がる」というロジックで節水が達成されるわけです!
ここでの注意点は、もともと水量を抑えていた方については、さらなる節水にはならないという点です。
満足感は上がるかもしれませんが、使用量をより抑える仕組みが必要です。
その点「レイニー」については、一番水量を抑えた状態から更に水量を減らすことができます。
▼このボタンで更に水量を調節できます
一番、水量を抑えた状態から更に半分くらいの水量に抑えることができます。
▼ここまで抑えることができますが実用性はなさそう
押し込めば、このボタンでシャワーを止めることも可能です。
我が家では、白ボタンの調整機能は全く使っていません←
ちなみに、TOTOのシャワーヘッドを利用されていた場合は、付属のアタッチメントを使用せずとも問題なく装着できます。
▼レイニーの付属品(右上の黒いのがアタッチメント)
▼取扱説明書
本当に50%の節水になるかは疑問
確かに、使用量を抑えても問題なく使用できるようになりました。
ただ50%の節水になるかは微妙というか、分からないというのが正直なところです。
これまで一番弱い水量ではきつかったのが、「レイニー」に変えてからはそれに近い水量で行けるようになったので、感覚的には1分間で5リットルくらいになってるかな…
結局のところ、シャワーの平均使用量を正確に把握しないと計算できないっす。
そもそもの平均使用量12リットルって合っているのかい、日本の皆さん。笑
節水シャワーヘッドを取り付けることでそもそもの意識が変わる
これは、「レイニー」に限った話ではありませんが、節水シャワーヘッドを使用することで、シャワーの時の意識が変わります。
こまめにシャワーを止めるようになるし、水量も意識して少なくするようになりました。
精神論になっちゃいますが、実はこの努力が一番大事なんじゃないかなと思いました。
これまでは意識せずにシャワーを利用しておりましたが、最低限ストレスを感じないで使用できる量を意識するようになったのは、収穫の1つです。
節水シャワーヘッド「レイニー」は買って損なし
節水シャワーヘッドを調べてみると、4000円前後で買える安めの物から1万円を超える高級品まで値段の幅は様々です。
「レイニー」は比較的安価な方なので、購入前は若干不安でした。
いろいろ検証しながら使用した感じでは、節水の実感は得られたのでいい買い物をしたと思ています。
使用した時の気持ちよさも上がったので、それだけで価値はあったかなと。笑
初めての挑戦ということで高級品との使用感の比較ができていないのが残念ですが、当分は「レイニー」を使用して行こうと思います。
取り敢えず元が取れるまでは使用してみて、その後で高級品に手を出してみようと思いました。
以上となります。
絶対に元がとれるのであれば、すぐに買わないと今日という日が損失になります。
節水シャワーヘッドをまだ購入していない方は、今すぐ購入しましょう。