私は、今年でランニング歴が20年になりました。
学生時代から陸上部に所属し、毎日陸上に明けてくれていました。
ただ陸上選手として花は咲かず、県大会の決勝に残れるかどうかの選手で終わりました。
引退が決まったレースでも思うように結果が残せず、涙したのを覚えています。
当時はがむしゃらに練習して、やれるだけやったと思っていました。
朝も夜も部活以外のときも走って、誰よりも走っている自信がありました。
ただ、結果はついてきませんでした。
社会人になった今、当時の自分のことを考えるといろいろと思うことがあります。
こうしてブログを立ち上げて、ランニングについての記事を書いてくうちに、当時の自分に言ってやりたいことがどんどん溢れてきます。
当ブログでは、学生ランナーだった自分に対して、今の自分から送る言葉をただただ書き連ねていきます。
もし、今も学生ランナーとして頑張っている方の少しでも参考になるのであれば、嬉しいです。
ランニング歴20年の男が学生ランナーに伝えたいこと
学生ランナーに伝えたいことと銘打ってますが、学生ランナーだった自分自身に向けて記事を書いていこうと思います。
まず、言いたいこと1つ目。
監督の練習メニューをこなすだけのロボットになってはいけない
当時の私は、監督が出す練習メニューをただこなすだけの選手でした。
どんな目的このメニューが組まれているのか、この練習が終わったあとで自分がどのように成長していたいか、全く何も考えずにメニューをこなすのみでした。
ただ毎日、今日は「きついメニューじゃない方がいいなー」と、練習メニューに一喜一憂するのみ。
監督が出すメニューなので、取り合えずこなしていればある程度の成長は見られます。
でも、その程度です。
「自分は、このくらいのタイムで走りたいから、これだけの練習をこなさいといけないんだ!」
「そのためには、今日の練習でここまで走れるように頑張るんだ!」
自分でしっかり試行錯誤して、目的意識をもって練習をしないと伸びません。
今なら、断言できます。
現に、私はどれだけ走っても、5,000で15分を切る選手にはなれませんでした。
次に言いたいこと2つ目。
目標を定めて自分なりに行動する
何となく部活に行って、何となく走っているだけじゃ全く成長しません。
部活で提示される練習メニューも、その時の感覚で設定タイムを選んでいました。
今日は身体が疲れているからBチームでいいか。
皆がAチームでやるから自分もAチームでやろう。
本当にそんな感じでした。
自分は、どのくらいのタイムで走りたいのか。
そのタイムで走るためにはどうしたらいいか。
そのためには自分は何をしたらいいか。
考えて自分なりに行動しないと、成長しません。
例えば、自分は5000mで15分を切りたいから、1000mの設定は必ず3分を切る。
レストも出来るだけ短く走れるように意識する。
目標設定タイムで走れなかった場合は、どうしたら走れるようになるかを考える。
考えた結果、自分には体幹が足りないから後半フォームが崩れると思った。
そしたら、体幹強化を頑張ってみる。
それでもダメだったら、また違う方法を考える。
そのトライアンドエラーの精神を、当時の自分に伝えたいです。
というか、当時の自分はトライするばかりで、そこから改善するという気持ちがまったくなかった。
当時の自分にいいたいこと3つ目。
失敗を人のせいにするな
自分の唯一褒めたい点が、とりあえず朝練しとけばいいだろ
ってことで、とにかく朝練だけはやってました。
そこまでは良くて、高校1年で初めて県大会の出場を決めれたのは、
朝練のおかげだと自信を持って言えます。
ただ、何も考えずに走ってこともあって、怪我と貧血を起こしました。
そこからが、私のダメポイントでした
私は、なぜ怪我と貧血を起こしたかを分析せずに、時間が解決してくれると思い何も行動をしなかった。
いや、筋トレやバイクなど怪我でも出来る練習はしていました。
ただ、初めての経験ということもあり、監督の指示に従うだけでした。
更には、怪我をしたのを部活のせいにして、自分で改善しようとしませんでした。
怪我は治りましたが、貧血の症状は治らないまま、復帰後も頑張って練習を続けました。
結局元には戻りませんでした。
そのまま、私は高校最後の駅伝でも思うように走れずに、チームに迷惑をかけることになりました。
監督やチームメイトは、ただがむしゃらに最後まで頑張った自分に、よくやったと声をかけくれました。
が、今になって思うのは、自分で自分の失敗に向き合わずに思考を停止していたのが悪かった。
復帰後も、結局前と同じ練習をしていたのですから。
失敗するのはOK。
ただ、そこから自分事と捉えて、ちゃんと向き合って改善していかないといけない。
結果が出たのは自分で考えて行動したとき
私が陸上でうまくいったときを思い返すと、
自分で考えて行動したとき
でした。
本当に、全部そうです。
私の中学は過疎地域ということもあって、全校生で30人ほどの学校でした。
そこで、数十年ぶりとなる1500m走で県大会出場を決めれたのも、片道10kmの登下校ルートを走ると決めて実行したからです。
高校1年で3000mで県大会出場を決めたのも、朝練を距離を踏むと決めて実行したから。
長距離メンバーが自分以外いなかった大学時代に10kmの生涯ベストを出せたのも、地域の陸連の方々の練習に混ぜてもらって練習したから。
子供が生まれたあとの時間が無い中で、10kmで社会人ベストだせたのは、通勤ランを実行したから。
いつでも、結果が伴った時は、行動したときでした。
もちろん、行動したばかりの時は、しんどくて辛くてやめたくなります。
ただ、そこから試行錯誤して改善していくことで、成長できました。
この記事を読んでくださった学生の皆様も、自分がうまくいっていたときのことを思い返してみてください。
きっと、あなた自信で考えて行動したときだと思います。
まとめ
長々と読んでていただきありがとうございました。
思いつくままに文章にしたので、伝わりにくかったかと思います…笑
最後に一応まとめてみると、
- 練習の目的をしっかり考える
- 目標を定めて自分なりに行動する
- 失敗を他人のせいにしない
- 成功する時は自分で考えて行動したとき
こんな感じです。
学生の時は、自分のために時間をたくさん使える貴重な時間です。
是非、後悔しないように練習に励んでください。
応援しています。