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古いノートパソコンのメモリを増設する方法を解説

会社員2年目で35年ローンの地獄の契約をしました。ごのです。

素敵なマイホームと引換えに、超絶借金生活を送っております。

 

今回は、私がブログ更新用に使用している古いノートパソコンのメモリ増設したので、その際の手順を紹介していきます。

2020年の半ばに差し掛かったこのご時世で、メモリ4GBのパソコンでずっとブログ作業をしていたのですが、頻繁にかくついてうんこ漏れそうな毎日でした。

ということで、メモリ倍増計画を実行に至ったわけです。

私の古いノートパソコン

まず、初めに私が今回メモリを交換したパソコンを紹介します。

  • 製品名:NEC VersaPro
  • 型番:PC-VJ17HBBTDYGD
  • 製造年月日:2013年3月

当時はそこそこのスペックで中古で激安で手に入れたのですが、今となっては動きがかくつくことが多いです。

▼こんな感じです。VGA出力しかない。

古いパソコンの外観
古いパソコン外観2

ブラウザ上でしか作業してないのに、Chromeはメモリ使いすぎよね。

すぐに、かくつく。

ノートパソコンのメモリを増設する方法

ということで、早速メモリの増設を行っていきます。

メモリ増設のための全体的な流れは以下の通りです。

メモリ増設の手順
  • 現在のOSの確認
  • 必要な準備物の確認
  • 増設用のメモリの確認とメモリの準備
  • メモリの取付け
  • 必要に応じてOSの更新

1つ1つ解説していきます。

現在のOSのビット数を確認

私はこの工程はすっ飛ばしていたので、後からかなり焦りました←

なので、後から焦らないためにもOSのビット数の確認を行いましょう。

なぜなら、ビット数によってメモリの上限が決まってくるからです。

確認の結果によってはOSの更新が必要になるので、ここでやるかやらないかの判断をしましょう。

  • Windows 32bit版:メモリ4GBまで
  • Windows 64bit版:メモリ上限なし

ビット数の確認は、「Windowsキー」と「Pause/Breakキー」を同時押しで確認できます。

ビット数確認方法

私のPCは32bit版だったために、最後の最後でOSの更新を行いました。

調べながらだったので時間にして2,3時間かかりました←

この時点で32bit版だった方は、メモリ更新の労力を払うか新しいPCを購入するかの判断をおしていただければと思います。

OSの更新をされる方は、Windowsのエディションも記憶しておきましょう。

あとで更新用のツールを実行する際に、元のエディションと同じになるように実行する必要があります。

なお、OSの更新をする場合は基本的にデータが引継ぎされませんので、必ずデータのバックアップをしてから実施しましょう。

必要な準備物の確認(予算:約3,000円)

メモリ増設に必要なものとしては、以下の通りです。

  • ドライバー
  • 増設用のメモリ
  • USBフラッシュメモリ8GB以上(OSの更新が必要の場合)

それぞれ説明の必要はないと思いますが、USBフラッシュメモリについてはOSの32bit→64bitに更新時に必要になりますので、必要に応じて購入しましょう。

私はドライバーは家にあるものを使い、増設用のメモリとUSBフラッシュメモリは以下の商品を購入しました。

トータルで3,000円ほどの予算となります。



増設用のメモリの確認とメモリの準備

メモリの規格はDDR SDRAM 、DDR2 SDRAM 、DDR3 SDRAM、DDR4 SDRAMの4種類があります。

実機を分解して確認するかWebで情報を集めて、自分の端末がメモリの増設が可能かを確認しましょう。

私が使用しているVersaProの場合は、パソコンの背面からメモリ用のスペースにアクセスできるようになっておりました。

▼こんな感じです。

メモリ入れるところ

▼中身はこんな感じ。メモリ増設用に空きスロットもありました。

メモリの中身

空いているスロットが無くても、既存のメモリを入れ替える形で増設することは可能です。

増設するメモリを購入する際には、ご自身のパソコンのメモリの規格を確認しましょう。

私のパソコンはDDR3の規格で、以下のメモリで正常に増設できました。


メモリの規格については、こちらのサイトを参考にさせていただきました。

メモリの取付け

メモリが用意できたら、早速メモリを取り付けていきます。

流れとしては以下の通りです。

  • バッテリーの取外し(★重要)
  • 静電気の除去(できれば)
  • カバーの取外し
  • メモリの取付け

最初の2点が重要なので、忘れ時に実施していきましょう。

▼まずはバッテリーを取り外します。

バッテリーを取り外す

可能であれば、静電気対策を実施しましょう。


続いて背面のカバーを取り外して、メモリを取り付けていきます。

コツは斜め上から手応えがあるまで差し込んで、ハマった感覚があったら倒していきます。

▼差し込む角度はこんな感じ。

メモリを差し込む角度

▼続けて上から押さえて左右の銀色のやつで固定します。

メモリ取り付け後

取り付けられたら、カバーをつけてバッテリーを戻してください。

その後で、タスクマネージャーでメモリを認識しているか確認しましょう。

メモリの確認

もしWindows32bit版の場合は、メモリが認識(右上は8.0GBになる)されたとしても4GB以上になりません(左側のメモリ欄が4GBのまま)。

私はここまでやってからOSの更新が必要ということに気付いたので、仕方なく突き進みました←

必要に応じてOSの更新

Windows32bit版の場合は、64bit版へのアップデートが必要となります。

OSの更新となりますので、データのバックアップを必ず済ませてから実施しましょう。

アップデートの流れは、こんな感じです。

  1. セットアップツールのダウンロード
  2. セットアップツールの実行(USBフラッシュメモリを使用)
  3. 電源を切ってUSBにダウンロードしたツールを起動
  4. 後は、流れに沿ってツール実行

まずは事前に用意したUSBフラッシュメモリに、アップデート用のセットアップツールをダウンロードします。

マイクロソフトの公式ダウンロードページはこちら

セットアップツールのダウンロード

ツールダウンロード

ダウンロードしたファイルを実行しましょう。

実行ファイル

セットアップツールの実行(USBフラッシュメモリを使用)

以下、画面で「同意する」を選択してください。

ライセンスの同意

「別のPCのインストールメディアを作成する…」を選択し、「次へ」を選択します。

ダウンロード手順1

アーキテクチャを「両方」を選び、「次へ」を選択します。

ダウンロード手順2

事前に用意したUSBフラッシュメモリが差し込んであることを確認し、「USBフラッシュドライブ」を選択し、「次へ」を選択します。

ダウンロード手順3

USBドライブフラッシュメモリが選択されていることを確認し、「次へ」を選択します。

ダウンロード手順4

あとは、ダウンロードが完了するまでひたすら待ちます。

私のパソコンでは1時間くらいかかりましたので、ゆっくり待ちましょう。

ダウンロード手順5
ダウンロード手順6
ダウンロード手順7

セットアップツールのダウンロードは以上で完了です。

電源を切ってUSBにダウンロードしたツールを起動

USBにダウンロードが完了したら一度シャットダウンします。

ここでvioasuの設定からUSB起動にする必要があります。

NEC製のパソコンであれば、起動時に「F2」キーを押すことでvioasの画面に遷移します。

「Avanced」項目などに「Legacy USB Support」などの項目があるので、この値を「Enabled」に変更します。→これでUSBから起動可能となります。

続いて「Boot」項目でUSBメモリを上位にすることで、次回起動時に先ほどUSBへダウンロードしたツールを起動できます。

後は、流れに沿ってツール実行

あとは、画面に従って設定していきましょう。

  1. ライセンス認証画面:「プロダクトキーがありません」を選択する
  2. Windowsエディションの選択画面:元のWindowsエディションを選択する
  3. インストールの種類:「カスタム」インストールを選択する
  4. インストールするドライブの選択:既存のOSが保存されている「システム」ドライブでOK

64bit版をインストールしてくださいね。

なお、OSインストール後は全て初期化された状態なので、ディスプレイの解像度なども最適化されていない状態となります。

取り合えず更新用プログラムを走らせて、各種ドライバーを最新状態へしましょう。

あとは、メモリの増設が反映されていればOKです!

今買うのにおすすめのノートパソコン

ここまで見てもらって、32bit版のPCだった方については、かなりの手間となることが分かってもらえたかと思います。

それだったら、PCを買い替えた方がいい!という方にお勧めするPCがこちらです。

IdeaPad S540 (14, AMD)

値段とスペックは以下の通りです。

  • 値段:¥51,414(2020年8月時点)
  • プロセッサー:AMD Ryzen 5 3500U (2.10GHz 2MB)
  • 初期導入OS:Windows 10 Home 64 bit
  • ディスプレイ:14.0″FHD IPS LEDバックライト 光沢なし 1920×1080
  • メモリー:8GB PC4-19200 DDR4 SDRAM SODIMM (内、オンボード4GB)
  • ストレージ:256GB SSD

がっつりゲームや動画編集は少々厳しいですが、それなりの処理性能でかなり安いので、コスパの高さが異常です。

公式サイトであれば、保証等も手厚いのでおすすめです。

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